前回の記事で、
漠然とした「世間」とやらに自分を合わせて生きると苦しむよ、というような記事を書きましたが
今日は、その続きのようなもので
じゃあ、自分らしく生き始めた先に、例えばとても尊敬できる人物に出会えたとする。
すると、私もそうだったけど
今度はその人に憧れ、その人を目標にし、その人になろうとするのだ。
あれ?
それって、「世間」に自分を合わせて生きていたことと同じじゃない?
″ いや、あのときとは全く違うよ!苦しさだって大分減ったし、むしろ幸せなんだから! ”
うん、もちろんそうだと思う。
でも、やっぱり、それは自分ではないんだ。
それが、「世間」であろうと、「親」であろうと、「親友」であろうと、「師匠」であろうと、
どんなに立派な人であっても、
あなたにとって、「自分」以外に、あなたを本当に幸せにできる人はいない。
みんな、自分に自信は無いし、それはどんなに立派に見える人もそうなんだ。
立派な人がいるなら、その人は誰よりもそのことに対して真摯に向き合い、自分以外の何者にもなろうとせず、ただひたすら、自分になるために努力してきた人なんだ。
真似るべきは、その部分であって、
それは、ただひたすら孤独な作業なのである。
誰かのために頑張っているのではない。誰かを喜ばせるために努力しているのではない。
そこを間違えたらいけないよ。
自分って、何なんだ?
自分らしく生きるって何なんだ?
みんな、本当の自分に憧れて生きているんだよ。
まだ見ぬ、でもどこかで知っている本当の自分。
そんな自分に会うために生きているんだ。
あなたの尊敬する人は
それを教えてくれる人かな?
もしも、
「私のようになりなさい!」
なんて、とんでもないことを言ってくる人なら
それは本当の先生ではないと、私は思う。
自分以外の何かになろうとすると苦しむよ、自分らしく、自分らしく。
絶対に、それを忘れちゃいけないよ!
カウンセリングをご希望のかたは、
こちらから。お気軽にお問い合わせください。
1. 無題
そして、自分自身に固執せずに自分自身から離れられたら苦しみもなくなり本当の幸せを手に入れる事ができるという導きがあります。
私もそこを目指しています。