今朝、ある方から頂いたご質問にお返事をさせてもらったのですが、
これは自分自身が常に向き合っているスタンスであり、全ての人に言えることではないかと思うのでここに共有させてもらいます。
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メールを拝見して感じたのは、お互いが「相手のせい」にされているんだなと思いました。
それだとずっと平行線だと思います。
自分の人生に起こる出来事は、それがいくら、誰が見ても相手が悪いというような事であっても、
「全て自分のせい」なのだと氣付く必要があります。
これは、真実です。
「いや、こればっかりはさすがに相手が悪い!」
そう思いたくなる出来事は必ずあります。
それでも、100%例外なく、全ては自分のせいなのです。
これを「信じる」のではなくて、
本当にそうなんだと、「氣付く」ことで
全てが解決し始めます。
自分の人生に現れる人や出来事が、一体私に何を氣付かせようとしているのか?
そういった視点で向き合われて下さい。
全てが自分のせいだということは、一見厳しいようですが、「愛」なのです。
ひっくり返せば、
自分の人生に起こる困難は、自分によって全て解決できるからです。
そして、あなたがそれをすれば、相手も変わります。
ですから、相手を変えようとしなくて良いし、相手を恐れる必要も無いのです。
私もそのように、日々向き合っています。
ぜひ、それを実感されるまで頑張ってみてください。
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日々、家庭や学校、職場など、あらゆる人間関係のなかで
「なんでこんなこと言われなくちゃいけないの?」
「私は良かれと思ってやったのに」
「これは絶対に常識だ!誰に聞いてもそう言うに決まってる!」
などなど、
もう、それはそれは・・・きりがないくらい、そんな事っていっぱいあると思います。
でも、残念ながら、そんな理屈はひとつも通用しません。
「いや、通用してるよ。」
そう思う人は勘違いをしているだけです。
その証拠に、たとえその出来事が解決したと思っても、
また違う場所で、タイミングで、同じことを繰り返しているはずです。
そういう人は、どこにいっても争いが絶えない、人間関係のトラブルが絶えないはずです。
少なくとも、私がこの真実に氣付いてからというもの、「自分のせい」ではない出来事など
一つもありませんでした。
もちろん、私もいったんは腹が立つし、相手も責めたくなります。
むかついてむかついて、どうしようもなくなったりします。
「今回ばかりは、例外なんじゃないか?」
そういった思いが湧いてきます。
ですが、その視点で何とかしようとしているうちは一向に解決しないのです。
そればかりか、問題はいよいよ複雑に絡み合ってきて
自分の心を、現象を、ますます苦しめてくるのです。
みなさんもきっと経験があると思います。
そのスパイラルから抜け出すには、
自分の意識を大元から変えることです。
そもそもの考え方が間違っているのです。
それが、
「全ては自分のせい」
だということです。
初めは耳が痛い、心にグサっときますが
ほどなく
「な~んだ、よかった。どんなことも自分ひとりで解決できるんだ。
もう、相手を責める必要は無いし、謝ってもらうことも、誤解を解くことも、必要ないんだ。」
と、私は心底ほっとしたのを思い出します。
どんなことがあっても大丈夫。
私は私を信じて、全てのことから学ばせてもらって、果てしなく幸せになれるのです。
そして、
その氣付きは、相手にも必ず通じていて、今すぐでなくとも、必要なタイミングでお互いの心がいつしか通じ合うときが来るのです。
「あ~、あのときあの人が言ってたことは、こういうことだったんだな・・・。あのときはごめんなさい。ありがとう。」
そういう経験も、みなさんあると思います。
そんな風に、私たちは常に繋がりあい、氣付きあい、成長しあっているのだと思います。
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