例えば、結婚して新しい家族が増えたとき
本当の家族になるまでは、大なり小なり色んな葛藤があるものだと思います。
私のときもそうでした。
私の場合は、私の方が生意気だったので、よく温かい目で見て下さったなぁと、今となっては有難く思うのですが、当時はいちいち反抗心があったりして、実際に反抗してしまったこともありました。
でもそんなとき、いつも思うのが
「相手を嫌だと思っている自分の心が嫌だ」
「相手のせいではなく、自分の心のせいなのだ」
ということです。
当時もそう思って、反抗する自分の心を見つめていました。
そのとき気づいた本当の気持ちは、
「自分を本当の家族として受け入れてほしい」
「自分を好きになってほしい」
という、相手に愛を求める気持ちだったのです。
でもすぐに、この気持ちには無理があると思いました。
だって、相手が私を好きになってくれるかどうかは、私にはどうすることもできないからです。
私を好きになるも、嫌いになるも、自由なんだから。
で、どうしよう・・・と考えていた時、ふと気付いたんです。
「そうか!私がみんなを好きになればいいんだ。私が本気で、本当の家族と同じくらいにみんなを好きになれば、きっとみんなも私を好きになってくれるはず。人は自分を大切にしてくれる人を嫌うわけがない。」
なんて名案なんだろう!と思いました。
だって、自分が心から相手を好きになってしまえば、もう相手が私をどう思うかなんて問題にならないからです。
もし、それでも好いてもらえなくても、「あ~あ、残念だなぁ。私は好きなんだけどな~」
で済むからです。
そう気づいた瞬間に、これまでの反抗心や葛藤などが、一瞬でぶっ飛んでしまったのを覚えています。
問題の一発解決です。
やっぱり私の心の問題であり、私の心が変われば、そもそも問題ですらなくなってしまうのです。
目が覚めるようにして、一瞬で解決してしまう。
そして、もうひとつ思ったのが
” そうか、お義母さんは、神様が私にとって世界で一番良いお義母さんだから、出会わせてくれているんだ。今の私は生意気でわかっていないだけで、世界で一番良いお義母さんなんだ! ”
そうわかったんです。
何かに悩んだとき、自分の本当の気持ちに気づくこと。
本当の気持ちは、いつだって愛です。
私が普段、カウンセリングで石を通じてお伝えしていることも、
その方の本当の気持ち、愛なのです。
自分の本当の気持ちに気づくと、「あぁ、自分は優しかったんだなぁ」
ということに気づきます。
みんな初めからずっと優しいんだと思います。
ただ、色んな経験から優しくいられなくなっているだけで・・・。
少し勇気を出して、自分の本当の気持ちに気づいてあげること。
それが何より自分を癒し、他人を優しい目で包んであげれるようになるんだと思います。
私も常に、そうやって自分の本心と向き合い生きています。
結婚して14年ほどになりますが、今では実の両親と変わらないくらいに大切に想っています。
本気で想っているので、母の日や父の日が恥ずかしくて電話もできずにいます、、、
ちょうど、14歳の思春期の娘みたいな感じかもしれません(^^;
まだまだ感謝が足りませんね、、、
今日はふと、そんなことを思い出して書いてみました。
京都は台風が近づいてきたみたいです。
激しい雨は好きだけど、各地で被害が出ませんように。
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