夕べも中学生の息子と話をしていたんですけど、自分が子どもの時も同様でしたが、
「みんな持ってるもん」「みんなそうしてる」「なんでうちだけあかんの」
という親とのやりとりがあるんです。
向こうは全力で訴えてきます。それが叶わないから全て面白くない、もう最悪やといわんばかりに、、
そういう要望と向き合うのって根気が要ります。特に中学生になると、半分大人なので、「あかんもんはあかん!」なんかではおさまってくれません。(反省)
そんなときに、こちらもあらためてよくよく考えさせられるのです。
わかっているつもりの子どもの気持ちとか、それがなぜダメなのか。など。
それを時間をかけて丁寧に話すと、ストンと腑に落ちてくれるんです。
一般論なんかではダメです。上から目線でももちろんダメ。
普通に思いつくような理由をどれだけ並べ立てても逆効果。
相手の不満はますます膨らむばかりです。
さあ、大変です。頭は真っ白になるくらいまで追い込まれます(私だけかな^^;)
昨日の場合は、あれこれと話しながら、
「人と比べて足りないところを不満に思っても幸せになれない。私も他人と比べて羨んだり、不満に思ったこともいっぱいあったけど、それでも周りにしてもらっていることの方が多いはず。そちらの方に目を向けて感謝できるようになれないと、結局のところ人は幸せになれない」
そんな話をしました、、、
しかし、子どもに話すこととは、そっくりそのまま自分にも当てはまることで・・・。
今朝は反省しながら書いています。
でも毎回、そういう本質的なところまで話は及びます。
それを子どもは理解し、納得するので、
本当に素直だな、きちんと説明できればわかってくれるんだなと感心させられます。
ただ、反抗してくるときも全力なので、めげそうになりますが
大人のそれとは違って、やっぱり素直です。柔軟です。
一般的に反抗期などと言われる年頃ですが、表向きのやりにくさにめげたり、諦めてしまったりしないで(でも、本当にめげそうになります!)相手は、本当に本当の理由を知りたがっているのかもしれません。わかったつもりをしている大人の態度に違和感を感じているのだと思います。
結局のところ、子どもを諭しているのではなくて、諭されている。
これも、わかってるつもり のひとつなんですが、、、
親の気持ちとしては、子どもの要望なんて叶えてやれるなら何でも叶えてやりたい。
正直、それくらい馬鹿な気持ちがあります。
もしかしたら、そんな馬鹿な部分を見抜かれてしまっているのかな、、
だとしたら
やっぱり、親の私が精進あるのみですね、、、
カウンセリングをご希望の方は
こちらから。お気軽にお問い合わせください。